顔合わせの時に手土産って渡した方がいいの?そもそも手土産って必要?こっちだけ買って行ったら、気を使うかな?
ここではブライダル業界に従事していた私が、顔合わせの手土産について解説します。
必要かどうかで言うと、「絶対必要というわけではありませんが、あったら喜ばれる」です。
ここからは、顔合わせの手土産に人気の品物や相場についても詳しく解説します。
顔合わせに手土産は必要?
顔合わせの時に手土産は、絶対持っていかないといけないというわけではありません。
しかし、手土産を持っていくと相手の親族に喜ばれるため、余裕があれば事前に購入して渡すようにしましょう。
また、両家のどちらだけ用意して渡すのは、相手の家族も気まずくなってしまいます。
顔合わせで手土産を用意する場合は、事前に両家(新郎新婦)で話し合っておくことをおすすめします。
顔合わせの手土産を選ぶ注意点
顔合わせの手土産を選ぶ際の注意点をまとめておきます。
- 相手の好みを聞いておく
- 冷凍・冷蔵物は避ける
- 地元の銘菓や特産物がおすすめ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
相手の好みを聞いておく
顔合わせで手土産を持参する場合、事前に相手の家族の好みや苦手なものを聞いておくと失敗せずに済みます。
家族揃ってお酒を飲まないのに、お酒を買っていっても、イマイチ喜ばれないでしょう。
何が好きかよりも、何が嫌いか・苦手かを聞いておき、それらを避けた品物を選ぶと良いでしょう。
冷凍・冷蔵物は避ける
特に相手の家族が遠方から来る場合、冷凍や冷蔵が必要な品物は避けましょう。
相手の家族が日帰りでなく、宿泊する場合は品物の管理に困ることになります。
また、相手の家族が飛行機などで来る場合は大きな品物を渡してしまうと、運搬に苦労してしまいます。
冷凍・冷蔵物を避けるとともに、大きすぎる品物を渡す際は、相手の家族がどこから来るか、日帰りなのかを確かめましょう。
地元の銘菓や特産物がおすすめ
顔合わせの手土産で最も喜ばれるのが、地元でしか売っていない銘菓や特産物になります。
特にお菓子は日持ちもし、比較的軽いので喜ばれることでしょう。
何を買ったらいいかわからない…そんな場合は地元の銘菓を用意しましょう。
顔合わせの手土産の相場は?
顔合わせの手土産の相場は、3000〜5000円程度が良いでしょう。
あまりに高すぎると、相手の家族もお返しに迷ってしまったり、過剰に気を使わせることになります。
しかし、3000〜5000円は相場なので、あらかじめ手土産の金額については両家(新郎新婦)で話し合って、調整しておくと良いでしょう。
どちらかが高すぎる、または低すぎるということがないよう、新郎新婦だけでも何を渡すのかを知っておくと、スムーズに進みます。
顔合わせの手土産のおすすめ人気ランキング5選
顔合わせの手土産に人気の品物をまとめてお伝えします。
- 地元の銘菓
- お茶
- 和菓子
- 洋菓子
- お酒
それぞれ簡単に説明していきますね。
地元の銘菓
相手の家族と出身地が違う場合、地元にしかない銘菓は手土産としてとても喜ばれます。
費用も比較的リーズナブルで、購入しやすいのも魅力です。
手土産を話題にして、顔合わせをスムーズに進行することができるので、地元に有名な銘菓があれば、購入しておきましょう。
お茶
日持ちする&苦手な人が少ないという理由で、お茶も人気が高いです。
そのほか、相手の好みにもよりますが、コーヒーも手土産として好評。
菓子折りと合わせて渡すのもありですよ。
和菓子
地元に銘菓がないという人は、最中やどら焼きといった和菓子もおすすめ。
相手の家族に甘いものが好きな人がいれば、なおいいでしょう。
ただし注意点は日持ちするものを選ぶこと。
消費期限が当日・翌日のものを選んでしまうと、相手の家族に消費を急がせてしまうことになります。
洋菓子
和菓子と同様に、洋菓子もよく選ばれる顔合わせの手土産アイテムです。
クッキーやバームクーヘンなど、食べやすく、日持ちするものを選んでいる人が多いです。
地元のお酒
相手の家族にお酒好きな人がいるのであれば、地元の日本酒や焼酎を購入するのもあり。
地酒は他のエリアでは売っていないことも多いため、お酒好きの人にはとても喜ばれます。
ただし、相手の家族がお酒を飲まないのであれば地酒は避けましょう。
顔合わせの手土産に避けるべき品物
ここまで顔合わせの手土産におすすめの品物をお伝えしてきました。
反対に手土産に避けるべき品物もあるので覚えておきましょう。
先述した「日持ちしないもの」や「大きい品物」以外に、「切って食べるもの」は避けましょう。
イメージしやすいのは羊羹。切って食べるものは、別れを連想させ、結婚時には縁起が悪いとされているので要注意です。
顔合わせの手土産に熨斗や風呂敷は必要?
顔合わせの手土産で熨斗や風呂敷は必ずしも付ける必要はありません。
しかし、付ける場合は注意点があるので覚えておきましょう。
顔合わせの手土産の熨斗は「結び切り」で
最近では堅苦しくなるからという理由で顔合わせの手土産に熨斗を付ける人は少なくなってきました。
ただし、相手の家族の考えや地域によっては付ける場合もあるので、予算とともに確認しましょう。
もし、顔合わせの手土産に熨斗を付ける場合は「結び切り」の熨斗を選ぶのがおすすめ。
結び切りには「一度切りのお祝い事」という意味が込められており、結婚関連の熨斗にふさわしいとされています。
熨斗の選び方については、購入時に百貨店やお店の人に確認して、購入しましょう。
顔合わせの手土産に風呂敷を付ける際の注意点
顔合わせの手土産を渡す際に、風呂敷が必要?と感じる人もいるかと思いますが、熨斗と同様に必ずしも必要ではありません。
もちろん風呂敷を使った方が、かっちりとした印象を与えることができますが、反対に堅苦しいというイメージを与えてしまうことにも。
風呂敷に関しても家族の考えや地域によって異なるので、事前に両家で確認しておきましょう。
ちなみに私自身は、カジュアルな顔合わせを希望していたため、紙袋でお渡ししました。
顔合わせの手土産はいつ渡す?
顔合わせの手土産を渡すタイミングは、顔合わせをお店でやるか実家でやるかによって異なります。
手土産を渡すタイミング→お店の場合
レストランや料亭、ホテルで顔合わせをする場合、手土産を渡すのは「会の始め」がおすすめ。
顔合わせの始まりの挨拶や家族紹介が終わった後が、スムーズで良いでしょう。
もし、そのタイミングを逃した場合、会が終わって別れる際に渡すのもありです。
挨拶をする前や、会の中途半端なタイミングで渡してしまうと、相手の家族も慌ててしまうことにつながるので注意が必要です。
手土産を渡すタイミング→実家の場合
実家で手土産を渡すタイミングも、お店同様に、顔合わせの最初の挨拶や家族の紹介が終わった時に渡すのがスムーズで良いでしょう。
実家で顔合わせをする場合、手土産で冷凍・冷蔵物を渡す人もいるかもしれません。
その場合、会の終わりを待つのでなく、必ず会の始めの方で渡して、冷凍・冷蔵してもらうようにしましょう。
顔合わせの手土産のまとめ
顔合わせの手土産のまとめです。
- 手土産は必須ではないが、あった方が喜ばれる
- 予算は3000〜5000円程度。高すぎず安すぎず
- 地元の銘菓や特産品が◎。日持ちに注意
顔合わせの手土産は必須ではありませんが、用意しておくと相手の家族も喜びます。
そのため今でも顔合わせで手土産を渡す家族は多くいるのが現状です。
しかし、高額すぎると相手の家族に気を使わせてしまうことにつながるため、予算については両家(新郎新婦)で事前に話し合っておきましょう。
顔合わせをスムーズに進めるためにも、手土産は用意して、臨むのをおすすめします。
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