ここではブライダル業界で従事していた私が、結婚式の2次会の平均会費について解説します。
結論、「男女ともに5,000円近くが平均」になっています。
ここからは2次会の会費の渡し方など詳しい情報をお伝えします。
結婚式の2次会の平均会費(一人当たり)
結婚式の2次会の一人当たりの会費の平均は男性5,800円、女性5,200円になっています。(ゼクシィ結婚トレンド調査2021より)
あくまで平均なのでエリアによって異なりますが、5,000円〜7,000円で設定する場合が多いでしょう。
2次会の会費は、2次会にかかる総額費用から逆算して決めるのがおすすめです。
2次会にかかる費用については下記の記事をお読みください。
結婚式の2次会の会費は地域で異なる
結婚式の2次会の会費は平均で5,000円程度ですが、地域によって異なります。
特に首都圏や関西エリアなどの都市部では、2次会にかかる費用が高くなり、それに伴って会費が高くなる傾向にあります。
一方で地方都市は比較的リーズナブルに設定されることが多いです。
地方別の2次会の会費に関しては、ゼクシィ結婚トレンド調査2021でチェックするのがおすすめです。
一人当たり8,000円を超えると高いと思われることも
東京や大阪をはじめとした都市部では結婚式の2次会の会費が高くなる傾向にありますが、一人当たり8,000円を超えるとゲストから高いと思われてしまいます。
ゲストの中には結婚式に参列してお祝儀を渡している人もいるので、金銭的な負担が大きくなります。
会費を高くすると、その分ふたりの手出し金額は下がりますが、あまりにもゲスト会費を高くすると、満足度も下がるので注意が必要です。
結婚式の2次会は男性の方が少し高い
ちなみに、結婚式の2次会の会費は女性よりも男性のほうが少し高くなる傾向にあります。
例えば下記のような形。
- 男性:5,000円
- 女性:4,000円
男女で差をつけるのは、男性の方が飲食する量が多かったり、女性の方が衣装代や髪のセット代でお金がかかるので、その分女性の会費を低くしているという見方があります。
結婚式の2次会の会費の渡し方
ここからはゲスト目線で結婚式の2次会の会費の渡し方をお伝えします。
- お金だけ渡すでOK、封筒などいらない
- 新札でなくてもOK
それぞれ解説します。
お金だけ渡すでOK、封筒などいらない
結婚式の2次会の会費は、結婚式のお祝儀の時のように封筒にいれる必要はありません。
通常、結婚式の2次会は前払い制が多いので、会場に入る際に支払いますが、その時にお金を渡すだけでOKです。
新札でなくてもOK
ちなみに結婚式の2次会の会費は結婚式と異なり、新札でなくて問題ありません。
結婚式の2次会の会費のために両替などは不要なので、そのまま参加しましょう。
結婚式の2次会の会費を渡す際の注意点
結婚式の2次会の会費を渡す際の注意点として、下記があります。
- おつりが出ないように用意する
- あまりに汚れているものは避ける
それぞれ解説します。
おつりが出ないように用意する
2次会の会費は結婚式のお祝儀のように封筒の用意は必要ありませんが、せめておつりが出ないように準備しておきましょう。
仮におつりの1,000円札が足りなくなると、2次会の運営者も両替が必要になり、忙しくなってしまいます。
会費ぴったりを用意して会場に行くのがおすすめです。
あまりに汚れているものは避ける
結婚式の2次会の会費はお祝儀のように新札である必要はありません。
しかし、あまりにもクシャクシャのお札や、汚れているお札は利用しないようにするのがいいでしょう。
会費ぴったりの金額があるか確認する際に、お札の汚れ具合もチェックして、2次会に行ってくださいね。
結婚式の二次会は会費以外にお祝儀は必要?
ちなみに結婚式に招待されておらず、2次会だけ招待される場合もあります。
その場合、一般的には2次会の会費以外にお祝儀などは不要です。
もちろん、気持ち的にお祝儀を渡したいと思うこともあるかと思います。
その場合は、2次会が終わってから新郎新婦に直接お渡しするのがおすすめです。
2次会の運営者や幹事は、新郎新婦の友人がやっている場合が多く、多額の現金を預けると困惑してしまうことにもつながります。
お祝儀自体不要ですが、もし渡すなら本人たちに直接渡しましょう。
結婚式の2次会の会費まとめ
結婚式の2次会の会費のまとめです。
- 2次会の会費は男女ともに平均5,000円ほど
- エリアはもちろん、男女で会費が異なる
- 渡す際に封筒や新札は不要
結婚式の2次会の会費の平均は男性5,800円、女性5,200円になっています。(ゼクシィ結婚トレンド調査2021より)
おおよそ5,000〜6,000円と考えておくといいでしょう。
ただし、エリアや男女によって異なるほか、2次会にかかる総額費用によっては安くなったり、高くなったりすることがあります。
一方、結婚式の2次会の会費を渡す際は、封筒や新札である必要はなく、受付時に現金を手渡しする形になります。
そのほか、結婚式の2次会の費用や準備の流れについては下記の記事でまとめているので参考にして、当日までの準備を進めてくださいね。